今日も早速ご相談内容から。
今日は<ご相談者さん:相談業務がメインの専門職の方>です。
「起業するにあたって、
住所を自宅にしようと思ってたんですが、
変な人が来たらどうしようと思うと不安です。
住所ってどうしたら良いでしょうか?」
あーーー分かります、ものすごく。
私も一番最初に起業する時、
行政書士事務所の住所をどうしようと困りました。
事務所を借りるなんてお金がかかり過ぎる…
でも、
自宅の住所を公開するのは怖いな…
子どもに何かあったらやだし・・・って。
「住所どうしたらいいの?」
という時に、
「こう決めたら良いよ」
というお話をしますね。
(今回のケースは、
お客様の相談業務がメインのお仕事だったので、
自宅外での仕事が可能な方です。
自宅お教室や、自宅店舗等では
今回のケースが当てはまらないこともあるかもしれません。
あしからず。)
自宅住所を使う?
住所は、
・自宅
または
・自宅外で借りる
という2択が一般的です。
まずは住所を自宅or借りるのそれぞれのパターンで
メリットデメリットを挙げて比べてみると、
【自宅の住所を使う場合】
メリット▶コストがかからない
デメリット▶防犯上の不安
【自宅外で借りる場合】
メリット▶自宅を知られないので安心
デメリット▶コストがかかる
費用の面と、防犯上の面のどちらを
自分が最優先にしたいのかが
選択の決め手になるかなと思います。
どうしても防犯面が気になるのであれば、
自宅外で借りるという選択がおススメです。
「でもじゅんこさん、
お金が毎月かかるのはちょっと・・・」
とコストがめっちゃ気になるところですよね。
自宅外で住所を借りるなら
そこで自宅外で借りるなら、
ということで借りるタイプ別に分けてみました。
タイプ①事務所を一室借りる
住居用のマンションなどの事務所利用OKという物件や、
テナント物件を借りる場合、
初期費用として敷金・礼金がかかります。
事業用の賃貸だったら
敷金が数ヶ月分とか、
家賃に消費税がかかるとか、
住居用として借りる時よりお金がかかります。
さすがにハードル高いわあという方には、
こちらも↓
②バーチャルオフィス・住所貸し
住所のみを借りることができます。
ただ、郵便物の受け取りは有料の追加オプションのことが多いです。
法人登記はNGの場合もあったり、
住所貸しでは営業できない業種もあるので、
利用したい場合は要確認です。
費用は安いところだと3,000円代からあります。
私的にはこれが一番現実的にオススメです↓
③コワーキングスペース
全国にいろいろあるので、
自分の身近なコワーキングスペースを検索して、
いくつか実際に行ってみましょう。
運営者によって雰囲気や利用者層が全然違うので、
自分に合うところを探すのも楽しいです。
コワーキングスペースによっては
住所利用OKかは要確認です。
もし住んでいる近くにコワーキングスペースがなければ、
②のバーチャルオフィスが良いと思います。
今日の内容がお役に立てたら嬉しいです!
ではでは。
私は2012年3月伊藤順子行政書士事務所を自宅住所からスタートして、
その後、第2子妊娠を機に2015年に自宅とは別に事務所を借りました。
現在は、株式会社ワタラクシアと伊藤順子行政書士事務所の両方を一つの事務所にしてます。