こんにちは。
いとうじゅんこです。
好きなことで起業する
以前メルマガで配信した内容を読み返していて、好きなことで起業ってできるよねという話をこのブログでもシェアしたくなったので載せますね。
この記事のメルマガを配信したのは、うちの息子当時5歳。
(息子今は7歳になりました。)
恐竜に大ハマりの息子。
ハマり始めた頃のお話です。
直球まっすぐ全力少年の効率度外視の『好き」パワーは、
時には理にかなっているということを目の当たりにした気がしたものです。
そこから気付いた好きなことで起業するためのポイント二つを発見しました。
是非二つのポイントを押さえてくださいね。
オンリーワンになれるほどの「好き」
子供は夢中になるとものすごい集中力で一点を深堀りしていくのですね。
息子の日々の知識の蓄積が半端ないのです。
こんなにどんどん覚えていけるのって羨ましいなあって思うくらいです。
私は日々、起業女性の皆さんにとって常に一番良い価値を提供できるようになりたいと思って、新たな知識や情報を得ては、自分に落とし込んでいくように心がけているのですが、
何もしないと、覚えたはずのこともすぐに忘れます(笑)
子供で脳ミソが柔らかいから覚えられるのよ、と結論付けずに見ていると・・・
発見したんです、
息子の日々の記憶の蓄積の理由を!!
無意識に実践してる記憶術
エビングハウスの忘却曲線というのを聞いたことがありますか。
人間は何か覚えても、覚えた直後に42%、一日後には74%、時間が経てばたつほど忘れていくことを表した曲線があります。
そんなに忘れちゃうなんて・・・
と思いたくもなりますが、逆を言えば、その忘れるタイミングで復習したら効率よく記憶ができる記憶術となるわけです。
息子の恐竜に関する知識がものすごく増えているのは、
記憶術を実践しているから、だと思います。
息子本人は無意識ですが(笑)
(私記憶術の知識は専門ではないので、そのへんはあしからず…)
例えば、
息子
「ねえねえ!パキケファロサウルス頭突きで戦ってたと思われてるけど、どうやら違うみたいなんだよね!(しばらく話は続くので以下省略…)」
↑
その日覚えたての知識を披露することで、
インプット直後の忘却を防止、
そして次の日。
息子「パキケファロサウルスはどうやって戦っていたでしょうか?1番頭突き、2番しっぽ、3番(やり取りが長いので以下省略…)」
↑
覚えた次の日はクイズとして3択問題を出してきます。
1日後の忘却を防止、
あとは常に「パキケファロサウルスってさあ…」と話している。
↑
忘れる暇がないということで、短期記憶から長期記憶へと記憶の定着となり、
知識の蓄積へと繋がっている、という。
このように意図せずして、記憶術を超える記憶の定着を図ることができているのは、
好きの情熱から来るパワーですね。
おそるべし効率をも超える「好き」パワー!!
ブランディングを高める
この知識の蓄積と、様々なものを見聞きしていく経験が息子の「恐竜好き」というブランディングを高めるのです。
これをビジネスで置き換えて考えると、
「他社の追随を許さない情報量と実績」
というのは、
競合他社が真似できません。
つまり、
=参入障壁が高い
=オンリーワン!!
ということに繋がります。
ニーズは生み出すことができる
息子が恐竜に並々ならぬ情熱を傾けている様子は伝わってくるし、
その「好き好き」パワーを日々浴びていると、
全く興味のない私も恐竜に関するアンテナが張られるようになりました。
北海道大学の総合博物館や東京の国立科学博物館に行ったり、
恐竜に関する番組をチェックしたり、
恐竜グッズを買ったり…等々
(↓国立科学博物館に行った時の写真です)
全く興味のなかった私が、恐竜に関して「欲しい(行きたい)」というニーズを持つようになりお金を払うようになったのです。
(細かく言うと、息子は「恐竜の化石を見たい」という価値が欲しいのに対し、私が欲しい価値は「恐竜の化石を見て喜ぶ息子が見たい、一緒にその場を楽しみたい」という違いはありますが)
ニーズは生み出すことができる!
普段私は、『「好き」で起業』というのは、
自分の好きのゴリ押しじゃないよという話をしますが、
「好き」パワーの巻き込み力のすごさをお伝えしました。
今日のまとめです。
「好き」が
●半端ない知識の蓄積に繋がるということと、
(↑競合他社が真似できない
=参入障壁が高い
=オンリーワン)
●新たなニーズを生み出すということ
(↑ニッチ産業にピッタリ。
潜在ニーズの掘り起こしに繋がる、かも)。
「好き」をカタチにする起業、
これからも全力で応援したいです!